気血水+精油分類表の解説。体質改善しながら毎日幸せに過ごしましょう!

気血水気血水精油分類

山梨県 北杜市。
山の麓の漢方アロマサロン ハハノウミ

お母さんが幸せであればみんな幸せになる。
ママと子どもと妊産婦さんのための
漢方アロマサロン&セラピスト養成校


オ-ナーセラピスト  
林 那津 です

 

気血水とは、人のカラダを構成し、全身を巡るの3つの要素です。「気・血・水」のバランスが保たれることで健康が維持できるという考えです。このうちどれか一つでも不足してしまったり、巡りが悪くなるとカラダに「不調」がきたします。

気とは?

生命活動のエネルギー源。全てにおいての基本となるもの。目には見えず元気や勇気といった原動力となり、生命活動を支えるのが「気」です。

血とは?

血液とその中に含ませる栄養素。気と結びつきカラダのすみずみに栄養や酸素を送り全身を巡り働かせます。

津液(水)とは?

血液以外の体液。リンパ液や涙、汗といった水分や、粘膜や関節などを潤す水分も指します。尿などによって余計な水分を排出することでバランスを調整しています。

気血水の不調について

気の不調

気虚(ききょ)
気が不足して虚弱体質、たるみ、疲労、だるさ、冷え、胃もたれ

改善
補気精油を使用。食事は豆類など気を補う食事にする、睡眠は8時とり、朝日を浴びること。毎日できる適度な運動をし肺を鍛えましょう

気滞(きたい)
気の巡りが悪くなり滞る、イライラ、不安、うつ、のどのつまり、生理不順、怒りっぽい

改善
理気精油を使用。ストレスの蓄積は気の巡りを悪化させます。どんなに忙しいときでもゆとりを忘れずリラックス。気をめぐらす香味野菜をとりましょう

血の不調

血虚(けっきょ)
血が不足して、小じわ、めまい、抜け毛、動悸、疲れ目、皮膚の荒れ、手足のしびれ、こむらがえり

改善
補血精油を使用。血や肉になる食事を心がけ、偏食は避けましょう。夜横になっているときに血液は作られるので夜更かしは禁物です

於血(おけつ)
血の巡りが悪く、吹き出物、クマ、生理痛、静脈瘤、不整脈、胸が苦しい、慢性関節炎

改善
活血精油を使用。「流れる水は腐らず」ということわざがあるように、適度な運動と食事に気を付け、夜は湯船につかりよくあたたまりましょう

水の不調

陰虚(いんきょ)
水の不足により、のぼせ、ほてり、空咳、かゆみ、耳なり

改善
夜型の生活をしていると陰液は失われていきますので12時までには寝ましょう。酸味と甘みを食すと陰分がわいて潤います

痰質(たんしつ)
吐き気、痰が多い、むくみ、湿疹、水太り、肥満、血中コレステロール、脂性肌

改善
カラダのたまった老廃物を運動をして排出しましょう。胃腸の働きを整えることも大切です

気血津液精油分類表

補気は、気虚に対し気を補うはたらき
理気は、気滞に対し全身に気を巡らせるはたらき

補血は、血虚の対し血を補うはたらき
活血は、於血に対し全身に血を巡らせるはたらき

補陰は、陰虚に対し水を補うはたらき
去痰は、痰質に対し全身に水を巡らせるはたらき

合わせて五行精油分類表から必要な精油をブレンドします

補気理気補血活血補陰去痰
イランイランベルガモットレモンローズマリーオレンジユーカリ
ジュニパーラベンダーローズマリークラリセージカモミールプチグレン
マジョラムパチュリゼラニウムサイプレスゼラニウムクラリセージ
ゼラニウムペパーミントフランキンセンスジンジャーフェンネルマンダリン
ローズマリーネロリマジョラムユーカリペパーミントサンダルウッド
パチュリフランキンセンスラベンダージャスミンジュニパーネロリ
オレンジマンダリンフェンネルローズフランキンセンスグレープフルーツ
ティトゥリーサンダルウッドイランイランマジョラムレモンジンジャー
レモングレープフルーツ    
ラベンダーサイプレス    
ジンジャーR.カモミール    

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